こんにちは、モトキです。
「輸出ビジネスを始めたら絶対に消費税還付をした方が得です」
とは言っても、
・どうしたら還付を受けられる?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、消費税還付のタイミングから方法までをebay輸出ビジネスのプロが解説します。
具体的には
- 消費税還付とは
- 消費税還付のタイミング
- 簡単な消費税還付の方法
の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。
2分くらいで読めますし、消費税は簡単に還付することができますので、まずはご一読を!
そもそも消費税の還付とは?
突然ですが、海外旅行でブランド品とかを購入したことはありますか?
帰りの空港でTAXリターンを受けたことがある方は還付金をイメージしやすいかもしれません。
旅行先の国で購入した商品を日本に持ち帰る際に購入時に支払った消費税を戻してくれますよね。
それと同じで、「消費税還付」とは海外へ輸出する商品に消費税は課されない制度のことです。僕たちは国内で商品を仕入れて輸出する場合、仕入れ時には消費税の8%を支払っています。
しかし輸出先である海外からは、日本の消費税を徴収できないので、消費税の還付手続きを行えば仕入れ時の消費税が返還されます。
消費税の還付対象となるもの
消費税の還付対象となるものは仕入代金だけではなくて、輸出事業のために支出した諸経費も含まれます。例えば梱包用の備品などです。
(仕入+諸経費)x 8% = 還付金
消費税還付の申請のタイミング
輸出を始めた方は
「いつから消費税を還付させた方がいいか?」
と悩むことがあると思います。
個人的には売上が50万円(仕入25万円)を超えたら消費税還付を受ける手続きをするといいと思います。
25万円 x 8% = 2万円
何故かと言うと、2万円あれば税理士さんへ支払う報酬をペイできるからです。
消費税還付の方法
ここで消費税の還付方法で細かく紹介することもできますが、一番簡単な方法は税理士さんに丸投げすることです。
消費税を還付してもらうには、手間がかかる手続きが多いです。また消費税還付を受けるとるようになると税務署からマークされることもありますので、税理士さんと顧問契約することをオススメします。
また、いざ還付を受けたいと思っても過去の領収書や納品書、発送ラベルの控えなどを残しておかないと過去を遡って深刻する事ができません。
なので、はじめから領収書などはきちんと管理しておきましょう。
消費税の還付以外にも確定申告や決算なども税理士さんが全てやってくれますので、ebayにより集中する事ができるのもメリットです。
特例で3ヶ月に1回還付してもらえる
消費税還付は基本的には1年に1回の還付になりますが、特例を申請すると3ヶ月に1回の還付ができるようになります。キャッシュフローにも余裕ができますので、こちらもオススメです。
ただ、税理士さんによって3ヶ月に1回の申告時に別途費用がかかる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。また特例を申請した場合は2年間は変更できませんので、合わせて覚えておいてください。
まとめ
さて、長くなったのでまとめます。
そもそも消費税の還付とは?
・仕入と諸経費の8%が返還される制度
消費税還付の申請のタイミング
・売上50万(仕入25万)がタイミング
消費税還付の方法
・税理士さん一択
・特例で3ヶ月に1回還付できる
僕は領収書をきちんと管理してなくて個人事業主時代の最初の1年分は消費税の申告していません。今思えば数十万くらいは損してると思います。ebayをスタートして間もない方もはじめから領収書は管理しておくようにしましょう。