海外で高く売れるもの10選！個人輸出で高利益を狙う3つのコツもご紹介

「海外輸出で高く売れるものは？」
「やっぱり日本製が売れるの？」
「高く売るコツが知りたい」

輸出ビジネスで稼ぎたいと考えている人は、海外で高く売れる商品が何か気になりますよね。日本製が売れると耳にし、出品してはみたものの「高い利益が出ない…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

日本と海外では文化が違うため、売れる商品がイメージしにくいものです。そこでこの記事では、海外輸出で月1,000万円を売り上げるモトキが以下の内容を紹介します。

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海外輸出で高く売れるものの3つの特徴

海外輸出で高く売れる商品には共通点があります。特徴を深く理解すれば、どんなものが高く売れるか見えてくるでしょう。ここでは以下の3つの内容を紹介します。

1. 希少価値が高い
2. 日本製や日本文化に関連するもの
3. 競争相手が少ない商品

この条件をそろえると高利益が狙えます。順番に見ていきましょう。

1.希少価値が高い

希少価値が高く珍しい商品はなかなか手に入らないため「高くても購入したい」と考えるバイヤーは大勢います。価格を高く設定しても売れていくので、セラーの利益もあがりやすいです。

希少価値が高いものとして挙げられるのは「限定もの」。

なかでも海外のバイヤーに向けて販売するのであれば「日本限定」の商品などが高単価で販売されています。

日本でかんたんに手に入れられ、原価が安いから売れないだろうと思い込んでいるものが、海外では需要があることも珍しくありません。見落とさないよう海外でのニーズをくみとり、徹底的にリサーチし「正しい希少価値」を判断するのが大切です。

2.日本製や日本文化に関連するもの

日本製品やアニメなど日本文化に関するものは海外で高く売れます。

最近では、配信ツールにより日本のアニメやゲームが海外でも身近なものとなっており「グッズがほしい」と思ってもかんたんに入手できないという人が増えています。また、品質の良い日本車やバイクのパーツも人気の高い商品のひとつです。

海外で高く売れる日本製品は「海外では入手困難」という共通の特徴があります。ニーズの高さと入手困難度がマッチすれば高利益の販売につながるので、レアなものにこだわらず海外消費者に合う日本の商品を提供していきましょう。

3.競争相手が少ない商品

競争相手が少ないと需要が増えるため、高回転も狙えます。ライバルが少ない商品は「専門知識が必要」なものが多い傾向です。

例えば、骨董品の「年代」や「作者」など、素人には判断できない商品知識がわかると差別化が図れます。どのジャンルにもマニアやコレクターは居るので需要があり、高単価の商品も多いです。

逆にいうとアニメやゲームなどは参入しやすいため、ライバルが増え早い段階で高利益が見込めない状況に陥りがちです。リサーチや勉強の手間がかかると参入してくるライバルも少ないので、専門性のあるバイヤーとしてリピーターの獲得できるでしょう。

海外で高く売れるもの10選

海外で高く売れるものの特徴を踏まえ、具体的にどんなジャンルかを見ていきましょう。日本製のアニメやゲームなどを希少価値が高いものとして挙げましたが、ここでは「高単価」で売れる商品を中心に10品目を紹介します。

1. 時計
2. ブランド品
3. 化粧品
4. 家具・家電
5. 骨董品
6. カメラ
7. 宝石・アクセサリー
8. 楽器
9. レコード
10. 車やバイクの部品

順番に解説します。

1.時計

精密な作りで質の良い日本製の時計は海外で高く売れます。「SEIKO」や「CASIO」は日本で購入するとコスパが良いですが、壊れにくく機能面も優れているので人気です。

もちろん、高級時計も元の価格が高いのでメンテナンスがきちんとされ状態が良い商品も高単価で売れます。

近年では「Rolex」の買取相場が上昇しており、人気モデルや限定品は出品価格が100万円超えます。「オメガ」も40万円程度です。

ブランドものや国産時計の需要も高いですが、高級時計の人気モデルは供給が追い付かないという点もプラスされるのでより高利益を生み出せるでしょう。

2.ブランド品

日本から輸出するブランド中古品は商品状態が良く、海外で手に入るものでも人気があります。また、日本で売れにくいカラーや型など、アウトレット商品になるようなものでも海外で需要があることも珍しくありません。

売れ残りのセール品が海外で高く売れる可能性があるので、よくリサーチをしてみてください。とくにアメリカやヨーロッパをはじめ、東南アジアなどからも日本のブランド品は注目されています。海外のインフルエンサーがSNSでブランド品を載せていることもあるのでぜひチェックしてみてください。

3.化粧品

日本の化粧品は海外輸出で非常に多く取引されています。化粧品は肌に直接つけるので、高品質な日本製の商品は海外でも注目されており「値段よりも品質重視」と考える人が多い傾向です。化粧品は消耗品であるため、リピーターを獲得し安定的に稼げる可能性もあります。

仕入れやすく商品の発送も比較的かんたんであるため、化粧品はライバルが多い商品と言えます。

例えば「まとめ売り」や「限定品をいち早く出品」するなどが効果的でしょう。

競合が多いからと諦めず、海外特有の売れ方やシーズンを見極めるなど戦略次第でより高く売れるのでおすすめです。

4.家具・家電

日本製のドライヤーや美容家電をはじめ大型家具なども海外のバイヤーから評判で、元の単価も高いので新品でも中古でも高く売れます。

仕入れの面でも家電は手に入れやすく、無在庫販売もできるため計画的に取り扱いやすいでしょう。しかし、大型商品は送料が高くなってしまうので、考慮したうえで価格を設定する必要があります。

配送業者の比較や相手国への送料がいくらかもしっかりと確認し、料金設定すると高利益につながるでしょう。

5.骨董品

「骨董品（こっとうひん）」は、アンティークともいわれ希少価値が高く古いものを指します。日本国内では製造から数十年から100年以上経過したものを言い、品物の種類に定義はなく美術や貴金属など多岐にわたります。

骨董品はある程度の知識が必要ですが、ライバルが少なくかなり大きな利益を上げられます。すべて一点モノなので相場が読みづらいものの「なぜこの商品はバイヤーに注目されているか」の理解を深めると、売れる商品がわかりお宝を探せるようになるでしょう。

6.カメラ

海外ではほぼ日本製のカメラが使われており、なかでも「Canon」と「Nikon」が首位を占め世界で圧倒的シェアを誇ります。

カメラを取り扱う場合は専門知識が必要で、本体価格が高いため仕入れ資金もある程度必要です。そのため競合が少なく、回転率と利益率も良いので稼ぎやすいでしょう。

カメラは本体だけでなく、レンズやキャップなども売れるので関連商品としてのまとめ買いも期待できます。

7.宝石・アクセサリー

日本からの良質な中古アクセサリーや宝石は、最近海外輸出で伸びはじめているジャンルです。専門的知識が必要で取り扱いが難しい品物ではあるものの、人気は続くと予想されるので実践する価値はあるでしょう。

宝石やアクセサリーを取り扱うコツとしては、色味が分かりやすい画像を多く載せることや本物を証明することです。

日本の宝石のデザインは繊細で美しく、海外でも喜ばれることが多いので高く売れます。

8.楽器

音楽や楽器は初心者からマニアックな人まで世界中にたくさんのユーザーがいるので、市場が大きく需要があるので大きく稼ぎやすいです。

とくに日本の「YAMAHA」や「ローランド」が注目されています。楽器といえばギターなどが代表的ですが、海外輸出ではエフェクターやシンセサイザーといった音響機器が人気です。

楽器は安くても、数十万円することがほとんどです。利益率が低くても商品が購入されると売上額はほかのジャンルの商品と比べて高額になる傾向があります。多くの在庫を必要としないのも楽器を取り扱う大きなメリットと言えるでしょう。

9.レコード

レコードは趣味性があり、価格が高くても手に入れたいというコレクターが多くいます。

なかでも日本盤のレコードには「帯」といわれるものが付いており、日本独自のものです。そのため海外の人からは帯が付いているレコードは貴重なものとして位置付けられます

10.車やバイクの部品

日本車は世界中に多くの利用者がいますが、海外ではパーツが入手困難なため日本のバイヤーから購入するしかありません。同様にバイクや自転車のパーツもよく売れ、修理時の交換だけでなく、カスタマイズしたい人もおり需要が高いです。

しかし、日本と海外では部品の呼び名や年式・型式の違いがあり、商品説明の記載間違えをするとクレームや全く売れないこともあるので注意してください。

回転率の高い「よく売れる」商品については「【日本製】eBayでよく売れるもの・売れた商品12選！リサーチのコツやおすすめの仕入先も紹介」の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください！

海外輸出で高利益を狙う3つのコツ

ジャンルに特化した専門知識があると、eBay輸出せどりで利益をあげるのに有利です。このような高利益を狙うコツについて、ここでさらに3つ解説するので見ていきましょう。

1. 海外のイベントを把握する
2. 商品の写真や説明文を丁寧に記載する
3. 発売直後などライバルより早く出品する

順番に説明します。

1.海外のイベントを把握する

海外ならではのイベントにより需要が高まるジャンルがあるので、タイミングを見計らって出品を強化するのがポイントです。

例えば、アメリカでは「サイバーマンデー」というインターネットショッピング上での大規模セールがあります。そのため購買意欲が高まったバイヤーがサイトを訪れているので、自分もセールを実施するなどの対応をしてみると良いでしょう。

また、海外の新学期は9月からはじまることがほとんどなので、この時期は新生活のための家電や家具などが売れます。このように、海外のバイヤー目線で出品を工夫すると通常時より高い利益を得られるでしょう。

実は、給料日も狙い目です。海外では第2、第4金曜日の2回に分けて給料が支給されます。給料日前後は落札率が上がる傾向なので、合わせてセット売りにするなどして購入を促すと良いでしょう。

2.商品の写真や説明文を丁寧に記載する

商品写真や説明文は、バイヤーの購入を左右する重要な要素です。自分が出品した商品の販売価格がライバルより高くても、商品説明が詳しく写真がしっかりとわかると購入されやすくなります。

バイヤーは実際に手にとって商品を確認できないので、わかりやすく細かい説明が必要です。信頼や安心をしてもらえるように商品ページをしっかり作り込みましょう。

3.発売直後などライバルより早く出品する

新発売の商品はもちろん、販売サイト上にひとつも出品されていない商品は高く売れる条件に当てはまります。

発売から時間がたつと希少価値も薄れ、ほかにライバルが出てくると販売価格も下がってしまうでしょう。

発売直後を狙うには、徹底的なリサーチや専門知識をつけることがカギです。販売を続けていくと、信頼度も高まり知識もだんだんついてくるので、ひとつのジャンルに特化して販売すると良いでしょう。

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