「稼げる仕入れ商品の選び方がよくわからない」
「便利に商品をリサーチする方法はないの?」
「そもそもリサーチってそんなに重要なの?」
このような疑問にお答えします。
eBayを始めてみたいけど、どうやって稼げる商品を選んだらよいのかわからない方は多いのではないでしょうか?
すごく手間がかかって大変そうだし、もっと便利にリサーチできる方法はないかと思っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、eBayビジネス歴6年のモトキが以下の内容について解説します。
- 商品リサーチの重要ポイント
- 利益が出るリサーチのやり方
- 仕入れを効率化できるツール
サイト別のリサーチ方法についても詳しくお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
なお、より詳しくeBayビジネスを学びたい方は「eBayオールインワンパッケージ」を無料でプレゼントします。
5年以上かけて蓄積したノウハウやマインドを70本以上の動画で紹介しているので、ぜひご活用ください
商品リサーチのやり方2つの重要ポイント
せどりは、商品リサーチのやり方がとても重要です。リサーチは、大きく次の2つに分けられます。
- 市場をリサーチする
- 商品自体をリサーチする
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 市場をリサーチする
せどりを成功させるためには、市場のリサーチが超重要です。
せどりは、商品を仕入れた価格と売上との差額で利益を得るビジネスだからです。利益を上げるためには、できるだけ安く商品を仕入れ、高値で売る必要があります。
市場の動きを常にチェックしましょう。具体的には、次のとおりです。
- 商品の需要
- 競合の価格相場・売れ行き
- 利益率
まず、あなたが扱ってみたい商品にニーズはあるのかを調べます。同じ商品を販売している出品者の価格のつけ方や売れ行きをチェックしましょう。
平行して利益率を計算し、経費などを差し引いても利益が見込めるかを確認してください。出品後も、市場の動向は欠かさずリサーチします。
せどりは、常に情報をキャッチするリサーチ力が大切です。
2. 商品自体をリサーチする
せどりで成功するためには、商品自体をリサーチする必要があります。出品している商品に対する知識が豊富であれば、購入者とのやりとりもスムーズに運び、信頼を得られるからです。
将来的には、ファンの獲得にも繋がるでしょう。例えば、次のような点です。
- 商品の手入れや保管方法
- 旧作と新作の違い
- 類似品との違い
リサーチのコツについては「【日本製】eBayでよく売れるもの・売れた商品12選!リサーチのコツやおすすめの仕入先も紹介」にて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください!
eBayで利益が出る商品リサーチのやり方5ステップ
ここでは、eBayで利益が出る商品リサーチのやり方を解説していきます。手順は、次の5ステップです。
- 検索条件を設定する
- 画像が2つ以上ある商品をチェックする
- 最安値を調査する
- 仕入れ先をリサーチする
- 利益計算表に入れる
手順を説明する前に、リサーチする必要がない商品についてお伝えしましょう。例として、以下の画像枠の中にあるのは、メーカーの宣材画像を使用している商品ページです。
このような画像を使用しているセラーは、薄利多売系と思って良いでしょう。
利益が出る商品を見つけにくいため、リサーチする必要はありません。以下のように、個人で撮影したような商品を中心に見ることがポイントです。
1. 検索条件を設定する
まずは、トップページの右上Advancedをクリックしましょう。
検索条件を設定します。
Keywordsは、好きなアルファベットを入れてください。今回は【e】で検索。
Sold listingsにチェックを入れ、Priceは5,000円から30,000円にしました。(ご自身のリミット状況に合わせて設定してください)
Located in Japanに設定。1ページの表示件数を200に変更しましょう。
これで条件設定は完了です。Searchをクリックしてください。
2. 画像が2つ以上ある商品をチェックする
次に、同じ画像が2つ以上ある商品をチェックします。
ただし、前述のように、メーカーの宣材画像の商品は利益が出ないことが多いのでチェックする必要はありません。試しに、ガンダムのモデルを見てみましょう。
ガンダムプラモデルのeBay最安値は、送料無料で45.5USDです。仕入先のAmazonの価格はいくらでしょうか?
Amazonプライムで4,298円でした。eBayでは送料無料45.5USDが最安値。eBayの手数料と送料を考えたらAmazonでの仕入れは赤字になりますね。
ちなみに、最安値は楽天市場でした。3,600円で販売していましたが、それでも684円の赤字です。
メーカーの宣材画像をリサーチしていると、時間のロスになるので気を付けてください。
以下のように、個人が撮影したような画像で、2つ以上ある商品が良い例です。
個人が撮影したっぽいですね。バンダイのスタートレックのプラモデルです。
3. 最安値を調査する
次に、現在のeBay最安値を調査します。
最安値は、168USDで送料が28USD(3,100円)合計で196USDです。
4. 仕入れ先をリサーチする
次に、仕入先をリサーチします。
ヤフオク!にてオークション形式で出品されていました。過去の落札相場を見ると、1万2,000円前後で落札されています。このオークションでも、同じくらいで落札できると思いますよ。
さらに、他のサイトにも出品されていないかリサーチを続けます。
メルカリに1万4,500円(送料込)で出品されていました。
5. 利益計算表に入れる
最後に、利益計算表に入れていきましょう。
このスタートレックのプラモデルは、メルカリを仕入元として出品した場合、2,020円の利益が出ますね。利益率は20%を切りますが、無在庫であれば利益率10%以上なら出品してOKです。
また、スタートレックのプラモデルは、eBayの過去の落札履歴を見ると月に2~3個売れています。回転率が良い人気商品は、仕入れても良いという判断です。ヤフオク!で1万2,000円で落札して仕入れたとしたら、4,500円の利益になります。
モトキ個人だったら、ヤフオク!のオークションで落札して仕入れますね。
しかし、在庫を持ちたくない場合は、メルカリの商品を無在庫で出品します。
【サイト別】せどり商品リサーチのやり方3選
せどり商品のリサーチは、次の3つのサイトでリサーチしましょう。
- メルカリで商品リサーチ
- ヤフオク!で商品リサーチ
- Amazonで商品リサーチ
それぞれ、解説していきます。
1. メルカリで商品リサーチ
メルカリで商品リサーチしてみましょう。メルカリは、仕入れ先としても優秀なプラットフォーム。メリットは、主に次の2つです。
- 相場を考えず出品している人が多い
- 値引き交渉しやすい
メルカリを使い慣れてない方は、カテゴリーからリサーチするのがおすすめですよ。
新品、未使用など商品の状態や、最小価格から最大価格まで価格帯を設定してのリサーチも可能です。
メルカリでリサーチしたら、Amazonもチェックしてみます。新品で出品している商品との価格差を確認しましょう。メルカリで相場よりも安く出品している人はフォローし、定期的にチェックしてみてください。
2. ヤフオク!で商品リサーチ
ヤフオク!で商品リサーチしましょう。ヤフオク!はYahoo!JAPANが提供するネットオークションサービス。特徴は、主に次のとおりです。
- マニアックな商品が多い
- 期間限定なのでライバルが比較的少ない
ヤフオク!では、市場に出回っていないようなレアな商品が見つかる可能性も大きいでしょう。例えば、カメラやプラモデルなど、コレクション品の取引が活発に行われています。
出品方法は、入札で価格が決まるオークション出品と定額出品の2種類です。どちらも期間限定なので、比較的ライバルも少ないと言えるでしょう。
ヤフオク!でリサーチする場合、出品者を個人に設定しておくのがポイント。
出品者をストアに設定してリサーチしても、他の販売サイトとの価格差がほとんどありません。
個人に絞って、過去に落札された商品や人気が高いジャンルをチェックしてみてください。
3. Amazonで商品リサーチ
Amazonは日本以外にもアメリカやヨーロッパなど、世界各国に展開されています。仕入れする商品をリサーチする場合、海外版Amazonもリサーチしておくのがおすすめです。
海外版Amazonのサイトをチェックするメリットは、主に次の2つです。
- 日本では入手できない商品がある
- 国内の仕入れより競合が少ない
海外版に変更する場合、メニューバーから「ヘルプと設定」にある国旗マークをクリックしましょう。Amazon はプライムデーなど、お得なイベントが定期的に開催されています。
自分が扱いたい商品が安く購入できる可能性もあるので、イベントのスケジュールは把握しておくと良いですよ。
【ツール別】仕入れを効率化できる商品リサーチのやり方3選
ここでは、仕入れを効率化できる商品リサーチのやり方を解説します。リサーチするためには、ツールが欠かせません。
おすすめしたい便利ツールは、次の3つです。
- Keepa
- あまログ
- アマテラス
ひとつずつ見ていきましょう。
1. Keepa
Keepa(キーパ)は、Amazonに出品されている商品の価格や売れ筋などを無料でリサーチできるツール。Google Chromeの拡張機能として利用できます。
Keepaの特徴は、次のとおりです。
- 過去の販売価格がグラフ化される
- 通知機能を利用して安値で購入可能
過去の販売価格が、遡ってグラフ化されます。
通知機能があるから、安値で購入できるタイミングを見逃すこともありません。
2. あまログ
あまログは、他にはない機能を備えている有料ツール。わかりやすいシンプルな仕様になっているため、初心者の方にも使いやすいでしょう。
あまログの特徴は、主に次のとおりです。
- Amazon商品の販売動向を正確にリサーチできる
- 注目しているセラーの動向をリサーチできる
- 最大2万点の商品登録が可能
あまログは、Amazonで販売されている商品情報であれば、瞬時にデータが把握できます。いつどのくらい売れたのか、販売者がどのような商品で利益を上げたのかをすばやく検索できるサービスです。
あまログには、3種類の会員ランクがあります。ゴールド会員であれば、最大2万点のデータ分析が可能です。
3. アマテラス
アマテラスは、せどり上級者向けのツール。Amazon内のキーワードや価格帯、カテゴリーなど、細かい条件を指定してリサーチできます。
アマテラスの特徴は、主に次のとおりです。
- 条件指定によるAmazon内のリサーチが可能
- 売れ筋ランキング内の検索ができる
それぞれの商品の売れ行きや、ランキング情報なども取得可能です。売れ筋ランキング100位以内に入っている商品の詳細な売れ行きまでわかります。
アマテラスは、せどりを本格的にビジネスとしている人に向いているツールです。
しかし、競合が多くAmazonのリサーチで結果が出ない初心者の方にとっては、利用してみる価値があると言えます。
商品リサーチのやり方2つの注意点
商品リサーチのやり方には、押さえておきたい注意点があります。気を付けるべきことは、次の2つです。
- 作業の効率化
- 在庫管理
ひとつずつ見ていきましょう。
1. 作業の効率化
商品リサーチのやり方で重要なのは、作業を効率的に行うことです。
例えば、発送作業の外注も可能です。代行業者を利用すると、梱包から出荷までトータルで任せられます。返品やクレームにも対応してくれる業者もあります。
海外への発送は税関の書類作成が必要となりこのような事務手続きを代行業者に委託すれば、発送ミスなども最小限になるでしょう。
また、意外かと思うかもしれませんが、リサーチの外注化も可能です。ニーズのある商品を見つけるのは利益に繋がる重要な作業ですが、日々リサーチするのは大変なこと。
リサーチは複雑な作業ですが、コツを押さえれば簡単に外注化できるようになりますよ。
外注化については「【eBay輸出】複雑なリサーチを外注化して自動化する方法を紹介!」にて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください!
2. 在庫管理
せどりをビジネスにするうえで気を付けたいのが、在庫管理です。
不良在庫は、確実に発生すると思って良いでしょう。せどりには、さまざまな不確定要素があるからです。例えば、次のような状況です。
- 出品者が急増して売り切れなかった
- 価格競争が起きて販売額が大幅に下落した
想定外に販売額が大きく下がった場合、元の価格に戻るのを待つか、早めに換金するために赤字になっても売り切ってしまうかの選択があります。
せどりは、仕入れた商品をできるだけ早めにお金に替えるのが原則です。
例外はありますが、基本的に損は最小限に抑えて不良在庫を抱えないようにしましょう。
商品リサーチのやり方はとても重要です。今回紹介した手順に沿ってリサーチすれば、利益が出る商品を見つけられるでしょう。ぜひ、成功するコツを押さえてeBayビジネスを進めてみてください!
なお、ブログではお話していない情報については「eBayオールインワンパッケージ」にて詳しく解説しています。購読は無料なので、ぜひ登録してみてくださいね!