こんにちは、モトキです。
「薄利多売でも稼げます!」
色々と大変じゃないですか?
そこで、この記事でebay輸出の薄利多売のメリット・デメリットについてebay輸出ビジネスのプロが紹介します。
具体的には
・ebay輸出の薄利多売とは
・ebay輸出薄利多売のメリット
・ebay輸出薄利多売のデメリット
について重要なポイントだけをご紹介していきます。
この記事はそこまで長くないですし、気になる薄利多売の実情を知れるので、まずはご一読を!
ebay輸出の薄利多売とは
ebay輸出の薄利多売で稼げるのか?気になるところだと思います。実際に薄利多売の手法で多くの利益を出している僕がebay輸出の薄利多売での販売手法ついて紹介します。
どういった商品を取り扱うのか?
薄利多売で取り扱う商品は低単価商品という事になります。具体的には100ドル以下の商品です。実際にこの100ドル以下の価格帯は多くの数が売れています。
例えば過去1カ月で日本人セラーが販売した『JAPAN』が含まれているキーワードで落札された商品数を検索してみると64ドル以下の商品が全体の約80%を占めています。つまりebayで売れている商品のほとんどが低単価の商品です。
普段自分たちがしている買い物を想像してみてください。1万円以上の商品はあまり購入しませんよね。ほどんどが5000円以下、1000円以下の商品だと思います。僕の家庭で先週購入した商品は食料品、生活用品、消耗品、ばかりでした。
これはebayも一緒で『日本の生活用品、消耗品を使いたい』というバイヤーは一定程度います。
例えばこんな面白い商品が売れます。海外で日本食がブームになっているというニュースは聞いた事がありますが、わさびが売れてるんですね。この商品はSAL便の書留なしで発送して約400円程の利益が出ます。
これはほんの一例にしか過ぎないのですが、このような食料品、生活用品、消耗品あたりをリサーチしてみると多くの数が売れているのを見つける事ができます。
薄利多売の発送方法
それでは薄利多売の発送はどういった方法を使った方がいいのでしょうか?基本は書留なしで追跡番号を付けないで発送します。薄利多売は出来るだけ送料を安くして発送して利益を取っていきます。
バイヤーさんも特段の事情がない限り1000円程度の商品なら1000円の追跡付きの発送方法よりも、追跡番号がなくて少し到着が遅くても500円の安い発送方法を選択されます。
ここまでを簡単にまとめると、低単価で回転率(数が多く売れている)商品を安い発送方法で販売していく、これがebay輸出の薄利多売の手法になります。
それでは薄利多売の概要がわかったところでメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
ebay輸出の薄利多売のメリット
1.売上が安定する
高単価商品と比べて低単価商品が売れる数は圧倒的に多いです。なので売れない日がない、つまり売上は一定程度で安定します。高単価ばかりだと1週間売れないといった事もあります。『このままずっと売れなかったらどうしよう』そんな心配はありません。
2.意外と利益率がいい
低単価は利益額は小さいですが利益率は大きくなる傾向にあります。たとえば売上が1000円で利益が300円だとしたら30%の利益率という事です。少しリサーチをした事がある方だとわかると思いますが、無在庫販売で30%の利益率だったらかなり良い方です。
3.出品が簡単
低単価商品は仕入れがしやすいです。ほとんどの商品にはJANコード(バーコード番号)やASINコード(Amazon管理番号)が付いていますので、仕入先の特定が簡単です。つまり無在庫でやりやすいという事です。これが中古商品だと状態にばらつきがある上、JANやASINがなかったりすると仕入先の特定が困難です。ですから低単価商品のリサーチと出品は外注化がしやすい側面もあります。
4.取引数が多いのでペナルティを受けにくい
例えばCases closed without seller resolutionといって、バイヤーからのクレームがエスカレートされてebayからセラーの対応に問題があったと認めれらた割合を全取引数の0.3%以内に抑えないとペナルティの対象となります。ペナルティになるとリミットアップができなかったり、手数料が4%上乗せされたりします。
例えば、1年間に1000件取引をしていた場合はこのCases closed without seller resolutionが3件以上発生すると割合が0.3%を超えるのでペナルティ対象となります。
このように取引分母が大きいほどペナルティを受けにくい状態になります。
ebay輸出の薄利多売のデメリット
出荷数が多い
数量をたくさん売って利益を取っていくので発送数が多くなります。そして書留なしのSAL、AIR便で発送するので発送代行会社を使用する事ができません。そのため梱包する労力がかかります。ですから副業で1人で薄利多売をするのはオススメできません。ご家族など手伝ってくれる人がいるとやり易いです。規模が大きくなってくると自社発送でパートさんを雇用して梱包作業をしてももらう事も必要になります。
紛失のリスクがある
書留なし(追跡番号なし)のSAL、AIR便で発送するので荷物がどこにあるのかがわかりません。そのため少ない確率ですが(3−5%)届かない場合があります。また本当は届いているのに届いていないと言われても実際どうなのかがわかりません。それらの場合は返金対応となります。ですから一定程度の返金は必要経費と考えて割り切る必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?薄利多売のメリット・デメリットを理解した上で取り組んだ方がいいですね。薄利多売は簡単に出品(外注化)できる一方で労力がかかります。特に1人で副業でebay輸出をやる場合は薄利多売は向きません。家族や友達が梱包などを手伝ってくれる、そんな環境がある人は薄利多売をしても回していけると思います。