「そもそも海外に荷物を送る方法って何がある？」
「できる限り安い料金で海外に荷物を送りたい」
「海外に荷物を送る際に料金を安くするポイントが知りたい」
などの悩みにお答えします。
輸出ビジネスを行う際に気になるポイントが配送方法です。国際配送の種類は数多くあり、国内配送よりも距離が長くなることから料金が高くなる可能性があります。
海外に荷物を送るなら、できる限り安い料金で配送を依頼したいですよね。
この記事では、eBay輸出せどりで毎月800万円以上を仕入するモトキがクレジットカードについて以下の内容を紹介します。
- 海外に荷物を送る方法
- 安い料金で海外に荷物を送るポイント
- 【ケース別】安い料金で海外に荷物を送る方法
- 安い料金で海外に荷物を送る際の4つの注意点
モトキ自分に合う配送方法を選択しましょう。
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海外に荷物を送る方法5選
自分に合う配送方法を選択するため、海外に荷物を送る方法を把握しましょう。
- 国際郵便はがき（エアメール）
- 小形包装物
- 国際eパケット/国際eパケットライト
- EMS（国際スピード郵便）
- 国際小包
順番に解説していきます。
1.国際郵便はがき（エアメール）
国際郵便はがきは、郵便局のサービスで手紙・書類などを海外に送る方法です。定形であれば50gまで、定形外は2kgまで対応しています。
海外に荷物を送れる主な荷物は以下のとおりです。
- 手紙
- 書類
- 雑誌
- CD など
定形・定形外の配送方法は「航空便」「船便」を選択でき、規定のサイズを満たしていると重さのみで料金が決まります。例えば、定形外を利用してアジアに荷物を送る場合、50gまでは220円、100gまでは330円です。
また、エアメールを利用すると、一律で船便は60円、航空便は70円となります。
2.小形包装物
小形包装物は、小形・軽量の物品を送る際に利用する方法です。最大重量は2kgまでであり、大きさは3辺の合計が90cm以下、長さの最大は60cm以下という制限があります。
小形包装物は小形の荷物（2kgまで）であれば、EMS・国際小包よりも安い料金で海外に荷物を送れます。
配送方法は「航空便」「SAL便」「船便」の3種類が選択でき、一例としてアジアに荷物を送る際の料金は以下のとおりです。
| 重量 | 航空便 | SAL便 | 船便 |
| 100gまで | 350円 | 320円 | 480円 |
| 500gまで | 750円 | 620円 | 720円 |
| 1kgまで | 1,250円 | 995円 | 1,010円 |
| 2kgまで | 2,250円 | 1,745円 | 1,600円 |
3.国際eパケット/国際eパケットライト
国際eパケットと国際eパケットライトは、2kgまでの小形物品をEMSよりも安い料金で海外に荷物を送れる方法です。配送サイズは小型包装物と同様、大きさは3辺の合計が90cm以下、長さは60cm以下という制限が設けられています。
国際eパケットと国際eパケットライトの違いは、以下のとおりです。
| 概要 | 比較 |
| 料金 | 国際eパケットライトのほうが安い |
| 配送方法 | 国際eパケットは航空便・国際eパケットライトはSAL便 |
| 配送期間 | 国際eパケットのほうが速い |
| 書留 | 国際eパケットのみ対応 6,000円を限度に補償がある |
例えば、アジアに荷物を送る際の料金比較は以下になります。
| 重量 | 国際eパケット | 国際eパケットライト |
| 100gまで | 690円 | 620円 |
| 500gまで | 1,050円 | 920円 |
| 1kgまで | 1,500円 | 1,295円 |
| 2kgまで | 2,400円 | 2,045円 |
なお2023年2月時点では、国際eパケットライトは通常郵便物-SAL扱いに該当し、取り扱いを中止しております。現状を確認したい方は日本郵便公式HPの差出可否早見表をご覧ください。
4.EMS（国際スピード郵便）
EMSは世界120以上の国・地域に対応している国際配送方法です。最大30kgまでの重量に対応しており、最大で長さ＋胴回り3mまでの荷物を送れます。
国際配送の中で最優先に取り扱われるため、2〜4日程度とスピーディに海外に荷物を届けることが可能です。EMSは速さを重視しているので、他の配送方法よりも料金が高くなる可能性があります。
また、クールEMSのサービスも提供。保冷が必要な荷物を低温のままお客様のもとに送れます。
EMSを利用して中国・韓国・台湾に荷物を送る際の料金は以下のとおりです。
| 重量 | EMS |
| 500gまで | 1,450円 |
| 1kgまで | 2,200円 |
| 2kgまで | 3,400円 |
5.国際小包
国際小包は、一般的な物品を送る際の配送方法です。EMSよりも配送に時間がかかりますが、安い料金が設定されています。条件は重量やサイズの制限はEMS同様です。
国によって制限が異なりますが、最大30kgまでの荷物を海外に送ることが可能です。利用する個数に応じて10〜20％の料金割引が適用されます。
国際小包は以下の3通りから配送手段を選択可能です。
- 航空便
- SAL便（エコノミー航空便）
- 船便
それぞれ解説します。
航空便
航空便は飛行機で荷物を輸送するため、他の方法よりも料金が高くなっていますが、3〜6日程度でお客様のもとに届けられます。
国際小包を利用する際に、できる限り速く荷物を届けたい場合に最適な方法です。
| 重量 | 航空便 |
| 1kgまで | 2,050円 |
| 2kgまで | 2,750円 |
SAL便（エコノミー航空便）
SAL便は航空便よりも安い料金が設定されている配送方法です。航空便と同様に飛行機を利用しますが、空きスペースを活用することから料金が安くなっています。
SAL便は航空便と比較して配送に時間がかかる可能性があります。配送期間の目安は6〜13日程度かかりますが、船便よりも速く荷物を届けることが可能です。
| 重量 | SAL便 |
| 1kgまで | 1,900円 |
| 2kgまで | 2,500円 |
船便
船便は国際小包の中で最も料金が安い配送方法です。しかし、配送に1〜3ヶ月の期間がかかってしまいます。
荷物の配送に時間がかかってもよいので、料金を安く済ませたい方に最適です。
| 重量 | 船便 |
| 1kgまで | 1,800円 |
| 2kgまで | 2,200円 |
安い料金で海外に荷物を送る3つのポイント
安い料金で海外に荷物を送る際は、以下のポイントを意識しましょう。
- できる限り荷物をまとめて配送する
- 切手を利用する
- 大きい荷物を分割する
それぞれ参考にしてみてください。
1.できる限り荷物をまとめて配送する
海外に荷物を送る際は、荷物の個数に応じて割引が適用される可能性があります。例えば郵便局で国際小包を利用する場合の割引は、以下のとおりです。
| 個数 | 10〜49個 | 50個以上 |
| 割引率 | 10％ | 20％ |
国際小包を10個以上送る場合は、できる限り1回にまとめて依頼するようにしましょう。
2.切手を利用する
国際郵便に切手を利用すると、現金で料金を支払うよりも配送料を抑えられる可能性があります。例えば以下の方法で切手を購入可能です。
- 金券ショップで購入する
- インターネットオークション など
10個以上の荷物を送らない場合に活用してみましょう。
3.大きい荷物を分割する
大きい荷物を1つで配送するよりも、分割して送るほうが料金を抑えられる可能性があります。
例えば1kgの荷物を送る際の料金比較は以下のとおりです。
| 国際小包（航空便） | 小型包装物（航空便） | |
| 1kg | 2,050円 | 1,500円（500gまでの750円×2） |
上記のように、国際小包1個よりも、小型包装物2個のほうが合計の配送料が安くなります。荷物の分割ができる場合は、活用してみてください。
モトキ無理に分割すると破損する可能性があります。
【ケース別】安い料金で海外に荷物を送る方法
安い料金で海外に荷物を送る方法を紹介します。
- 小物：エアメール
- 2kg以内：小形包装物
- 2kg以上：国際小包
- とにかく速く送りたい：EMS
順番に見ていきましょう。
1.小物：エアメール
ハガキサイズの小物なら、エアメールを活用しましょう。エアメールは世界中のどこに配送しても料金が一律です。
- 船便：60円
- 航空便：70円
利用できるサイズは以下のとおりです。（長辺は短辺の1.4倍以上）
- 長辺：14〜23.5cm
- 短辺：9〜12cm
エアメールは書留・受取通知のオプションサービスも利用できるため、安心して海外に荷物を送れます。
2.2kg以内：小形包装物
2kg以内の荷物を海外に送るなら、小型包装物がおすすめです。
例えば東京都から中国の上海市に2kgの荷物を送る場合の料金比較は、以下のとおりです。
| 料金 | 配送日数 | |
| 小型包装物（船便） | 1,600円 | 1ヶ月前後 |
| 小型包装物（航空便） | 2,250円 | 7日 |
| 国際eパケット（航空便） | 2,400円 | 7日 |
| EMS | 3,400円 | 2日 |
三辺の長さが90cmまでの荷物を送るなら、小型包装物を活用してみましょう。
モトキタイミングによっては、利用できない配送方法があるので注意が必要です。
3.2kg以上：国際小包
2kg以上の荷物を海外に送るなら、国際小包がおすすめです。荷物の重量が2kg以上の場合、EMSと国際小包のどちらかになります。
例えば東京都から中国の上海市に3kgの荷物を送る場合の料金比較は、以下のとおりです。
| 料金 | 配送日数 | |
| 国際小包（船便） | 2,600円 | 1ヶ月前後 |
| 国際小包（SAL便） | 3,100円 | 2週間前後 |
| 国際小包（航空便） | 3,450円 | 7日 |
| EMS | 4,400円 | 2日 |
30kg以内の荷物で安い料金で海外に荷物を送るなら、国際小包を活用してみてください。
4.とにかく速く送りたい：EMS
料金がかかってもよいので、とにかく速く荷物を送りたいならEMSがおすすめです。EMSの荷物は国際配送の中で、最も優先的に扱われます。
また、EMSでは荷物の個数に応じて割引が適用されます。
| 差出個数 | 10個〜 | 50個〜 | 100個〜 |
| 割引率 | 10％ | 13％ | 15％ |
EMSを利用して大量の荷物を送るなら、配送料を抑えられる可能性があるでしょう。
安い料金で海外に荷物を送る際の4つの注意点
トラブルを回避するため、安い料金で海外に荷物を送る注意点を把握しましょう。
- 料金を重視すると配送に時間がかかる
- エリアによって使えない配送方法がある
- 海外に配送できない荷物がある
- 頑丈に梱包する
それぞれ参考にしてみてください。
1.料金を重視すると配送に時間がかかる
海外に荷物を送る場合、料金の安さを重視すると配送に時間がかかる可能性があります。
特に船便を活用すると、配送に1〜3ヶ月の期間がかかります。料金を抑えながら速く配送したいなら、航空便やSAL便などの活用を検討しましょう。
モトキ自分の目的を満たす配送方法を選んでみてください。
2.エリアによって使えない配送方法がある
配送方法によって配送できないエリアがあることに注意が必要です。海外に荷物を送る前に、自分が送りたいエリアが対応しているか確認しましょう。
配送会社のホームページを確認すると、配送方法の対応エリアを調べられます。
3.海外に配送できない荷物がある
海外に荷物を配送する場合、送れないものがあります。荷物に配送できないものが含まれていると、税関で没収されたり、返却されたりするでしょう。
モトキトラブルになる原因なので注意しましょう。
全世界共通で国際郵便で送れないものは、以下のとおりです。
- スプレー缶
- 香水
- 花火・クラッカー
- 日焼け止め
- マニキュア
- ヘアトニック（アルコール濃度24％以上）
- アルコール飲料（アルコール濃度24％以上）
- 電子タバコ
- モバイルバッテリー
上記以外にも国・地域によって配送が禁止・制限されているものがあるので注意しましょう。
4.頑丈に梱包する
海外に荷物を送る場合、国内に配送するよりも頑丈に梱包しましょう。海外は日本よりも荷物を丁寧に扱ってくれないケースがあります。
頑丈に梱包しておけば、多少雑に扱われても破損しづらくなります。
梱包時は以下を意識してみてください。
- 厚めのダンボールを利用する
- ダンボール内の隙間を埋めて動かないようにする
- 液体の口をしっかり閉めて固定する
- 「ワレモノ」の注意書きをする
荷物の破損を防止して、お客様の満足度を下げないようにしましょう。
モトキ梱包しすぎて重量オーバーしないように注意が必要です。
安い料金で海外に荷物を送る方法を意識して発送しよう
安い料金で海外に荷物を送る方法は、ケース別に異なります。特に料金の安さを重視するなら船便がおすすめです。
しかし、料金が安くなるほど、配送に時間がかかる可能性があります。自分に合う配送方法を選択して、海外に荷物を送くりましょう。
モトキ配送料を抑えられると、利益を確保しやすくなります。
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